24 Monday
まずはじめに
2011年01月22日 cutman-boocheからお知らせがあります
今まで応援してくれたファンのみなさま
cutman-boocheの音楽に触れてくれた全ての方
支えてくれた関係者の皆さま
改めてお礼を言わせてください ありがとうございました
そしてこのような文章でのご挨拶しかできず
本当に申し訳ありません
勝手ながら
二人の今後の活動 僕の音楽に関わる今後の仕事を以て
皆さまへお礼の気持ちを表現出来れば
少しでもの恩返しとなればと考えております
cutman-booche MG 871 Mitsugi Yanai
どのタイミングでこの件についてブログを書くか
はたまた個人的主観は書かぬままやり過ごすか
いろいろ考えながら昨日を迎え一日半過ぎましたが 書きます
2002年の結成から 約9年間の活動に幕を閉じる決断
僕が初めてカットマンに出会ったのは約7年くらい前
当時STOMPで働いていた頃
小さなフリーペーパーで見たインタビューを覚えていて
(このフリーペーパーの名前が思い出せない...)
アメリカ村 TRIANGLE の前で偶然出会った時に声をかけた
「カットマン・ブーチェの人っすよね?
今度STOMPでライブやって欲しいっす」みたいな感じで
その時のディテールは全く覚えていないし
(話したのは多分コミー)
結局初めて見たライブも全く覚えていない
その後何度かライブを見て STOMPでも何度かやってもらった
SUMISOでやった古着屋DOGの自分的伝説のイベントにも出てもらった
前任の担当から2nd mini 『clisco line』をもらって聴いた時
「あ、こいつら売れよ思てるな」と思った事は覚えてる
2005年12月30日 STOMP ラストの日も演ってもらった
あの時は泥酔で失敬ながらコミーのバスドラに座り
3人の真ん中でライブを浴びさせてもらった
2006年01月20日 梅田 Shangri-La「boosoul 2006 vol.1」
この日からHIP LAND MUSICのスタッフとして
ほぼ正式にcutman-boocheに関わる事になった
リハと本番の間に2階のMAMBO CAFEで当時の社長2人と簡単な面接があった
boosoulはcutman-boocheが初めて行った自主企画のライブ
1月から2ヶ月に1回のワンマン 奇数月第3金曜日に4回連続開催
今思えばバンドとして自ら旗を掲げたちょうど節目のライブから
その年 初めての FUJI ROCK FESTIVAL に出演
その後 野外に必要なバンドとしていろんな所にも連れて行ってもらった
リハーサル ライブ 打合 録音 撮影 リリース プロモーション ツアー イベント
思い出せない程 たくさんの出来事がおこり
数えきれない程 たくさんの仲間を見つけた
言葉に出来ない たくさんの感情を共にした
2011年01月22日 パートナーとなってちょうど5年と2日
cutman-boocheが解散してバンドとMGという関係にも一旦節目がきた
昨日の18:00に情報を出してから
僕の HootSuite の cutman検索 TL が止まらなかった
めちゃくちゃ複雑な心境で 眺めていた
数時間があっと言う間に感じる程大量の情報
cutman-boocheの解散に関してのいろんなつぶやき
改めて実感 凄い時代だな 早さが半端無い
変な話 周ちゃん脱退の時は twitter 今程じゃなかったもんな
沢山の反響 驚かせてしまってごめんなさい
節目だからこそ言ってもらえるいろんなご意見
改めて沢山の事を実感させて頂きました ありがとう
僕とcutman-boocheは友人でもあり いちファンでもある
とはいえパートナーであった事がもちろん自分にとって一番大きい
理想というか目標か 環境というのか そういった何かを
実現する為にバンドを俯瞰で捉え お手伝いをする関係
そういう意味では 今回の件に関しては悔しさがある
いちファンとして残念にも思うしありがとうも沢山言いたい
友人として決断とこれからの花道を見送ってやりたい気持ちもある
僕のこのblogもcutman-boocheのMGとしては最後の記事になりますが
二人と同様に僕も 音楽に関わる仕事でやりたい事がまだまだあります
cutman-boocheを通じて出会えた方 作った音源 記憶 感情
全てが僕の財産です 経験した事をしっかり消化して次に向かいたいと思います
これからのウリョン・小宮山の動きはもちろん
僕の仕事も引き続きこのblogで記していきたいと思います
「それぞれのより良い音楽生活」
音楽とは食品と一緒で そもそもは生ものです
それぞれの形があり スピードがあり 必要性も変わる
味もかわる モノによっては保存期間だって無くす事もできる
ミュージシャンも裏方もファンも ファン程ではないという人も
「音楽」という定規では計りきれない文化が
それぞれの生活の支えや彩りに それぞれにもっとフィットした関係であれるように
HIP LAND MUSIC CORP. Management 柳井 貢/871 -Mitsugi Yanai