25 Saturday
ちょいと先日のお話
ココ数年仲良くしてくれている音楽ライターさん
ココ最近東京に出て来て同業者になった音楽仲間と3人で飲んでいた
媒体さんに対してのプロモーションについて話していた所
ちょっと871くん最近パンクすぎるんじゃないか説がでまして
(仕事に対しての動きかたとか考え方が)
時にアーティストの為を考えると
過剰なプロモーションはしたくない という僕の意見に対して
プロモーション(宣伝)は
もちろんアーティストやレーベルやそれぞれの媒体の為にする事もあるかもしれないけど
一番大事なのはリスナーの為にすることなんじゃないでしょうか とのこと
少し 目から鱗でした もちろんそんな事分かってた気もするんだけど
やはり現場で色々な事をくちゃくちゃになってやってると
そんな普通の事をふと意識出来なくなってたりするんだなと
この仕事をしていると
「リスナーを増やす事=アーティストを幸せにする事」
というイメージで仕事をしてしまう感覚があります
でもそれって逆も一緒で
「良いアーティストを知れる事=リスナーさんの幸せ」でもあるんですよね 多分
あの媒体の人が偉そうだから嫌い とか
あの人は喋ってても気持ちが感じられないからやらなくて良いんじゃないか とか
もちろんあります
だけどふとした瞬間 その先にいるリスナーを見失う瞬間があった気がします
ベロベロに酔っぱらって話してたけど 帰ってきてとても反省しました
たぶん近い仕事をしている人は 近しい悩みを常々懐に抱えてると思います
最近ではインターネットやSNS(や大きく言うと通信)が発達して
プロモーションの方法や考え方も多岐にわたってきています
ただ作戦めいた事をどれだけ考えても
結局は 心に触れる音楽が鳴っているか
大事なのは 鳥肌のたつパフォーマンスがそこに在るか
だけど その次に僕らが出来る事は
その存在を求めている人に それを届ける事が出来るかどうか ですよね
いつもくちゃくちゃになりながら
色んなモノ落としたり忘れたりしながら全速力で走ってますが
今回の様に ふと後ろから首根っこ捕まえてくれる仲間にホントに感謝します
というお話でした
こちらはまた別の夜 高円寺で迎えたホームから見た朝日